妊娠中の運動って大丈夫なの?

健康

まず、運動は可能です!
もちろん体調に最善の注意を払って行うことにはなりますが。

大規模な比較試験を含む9件の研究(合計1581名)では週2〜3回
50〜60分の筋力トレーニングが妊娠中の疲労感や痛みの軽減、気分や睡眠、全体的な生活の質(QOL)の向上に効果があることが報告されています。

妊娠中の筋力トレーニングは【過剰な体重の増加の抑制】や【腰、坐骨神経痛の軽減 】【気分の向上】【睡眠の質向上】など好影響が見られ米国産婦人科学会やWHO、カナダ・スポーツ医学会でも筋力トレーニングを推奨

ダンベルやチューブなどのフリーウエイトで軽負荷のトレーニングを行い、妊婦の身体にかかる負荷を十分考慮した上で安全な姿勢や呼吸に無理のないよう行うなど注意点があるので一人では行わず、専門家のアドバイスを受けながら行うのがいいですね。

常に体調に注意してあげればある程度の運動は行えますが、気をつけていただきたいのが、
・息を止めて力む→NG
・高重量のフリーウエイト→NG
・ジャンプなど着地衝撃の大きい動作→NG
・腹筋運動やうつ伏せ→NG
・長時間の仰向け→NG
・高温、高湿度の環境での運動→NG
・頭上トレーニング→NG

など、血流が上半身に集中し立ちくらみしやすくなるものや、転倒リスクの上がるもの、腹圧変化(無理な伸びや反り返り)には注意が必要。

妊娠中はホルモンの変化から全身症状の変化、消化器系の変化、循環器系の変化、そして外見の変化と様々な変化に順応しなければならないので、少しでもしんどさや眠気が出たら無理せず横になって休める環境も大切。

妊娠初期、中期、後期、出産、出産後
約1年にわたって女性の体で起こる変化には様々なものがあるので、パートナーさんや周りの方は一度、、、いや、何度でも
今はどうゆう状態なのかをしっかり調べて、予測して動く。
俗に言う“察する“こととそれに伴い“行動する“事ができたら、お互いのマタニティライフに亀裂が入ることは減りそうですよね。

全てを理解することはできないけれど、自分の為を思ってしてくれる行動は嬉しいものですし、お互いを尊重、尊敬し合う事が色濃くできる時間でもあります。

私もジムでもお客様が求めていること、話したいこと、話したくないこと、様々な空気を日々読みっ取っていますが、簡単ではないし、外す事だってもちろんあります。

完璧でなくても7割、いや7.5割でも目の前の相手に意識を向けて様々なシグナルを感じ取って素敵なライフスタイルをお過ごしください♪

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